質問力とジャッジ : 考える整体師　大井町カイロプラクティック

考える整体師　大井町カイロプラクティック

品川区大井町の整体院「大井町カイロプラクティック」で院長を務めるカイロプラクターのブログです。武道も続けているのでその絡みの話も出てくるかもです。目指すは一流の治療家にして武道家・・・・かな？　　　　Ｓｉｎｃｅ　２００５・１０・１

私が指導させていただく基礎整体講座の受講生の方に、

「何か質問とかあります？」　とか

「後、聞いておきたい事あります？」

と聞くと、質問してくる方と、してこない方がいます。

質問してくる方は、学んでいただいた事を復習して考えて実践して、もしくは他の講座に出て学んだことの違いとかを疑問に思って質問してくれます。
特に初心者に近い方ほど、そもそも、どうして的な事を講師に聞きやすいのです。
経験を積んだ方より、この道に入りたての方が質問が多くなるはず。

良い事ですね。
行動するから、次の事が知りたくなる。

経験があると、その経験から、かえって答えを予想してしまったり、こんな事を聞いていいのかと思ってしまったりしがいがち。
積み上げた経験と感覚は言語化しにくいから、質問も言語でしにくいという側面もあるかも。

質問力の問題もあるかもだけど、それだけではないような。

私は、セミナーで質問しないタイプでした。
今は、たまに質問します（笑）
質問力無いけど。

つまり質問しない方は、経験があるからとか、学んだ内容に疑問を持たないとかいう訳でもなく。
やる気がない訳でもない。

私のように、師匠に言われた事や、学んだことを、そのまま信じてまずは実践する事に全力を注いでいるだけかもしれません。

そういう時って、質問って出ないもんです。
ただただ、やるだけ。
私は色々な意味で軍人タイプなので、若い頃は、ごちゃごちゃ言うな的に盲目的にひたすら学ぶ感じでしたが。

わざわざ質問を考えなくても、講師とは他の事を話せばOKなんじゃないかと。
専門の内容以外の事で、ヒントになる事や、人生変える事ってあるもんです。

そこから、話が広がっても広がらなくてもOK。

つまり、質問しても、しなくてもOKな訳だ。

講座に出ると、質問しなきゃという強迫観念というか、先入観はあると思います。
私は、ありましたが。

しかし、どっちが良いというのは無いでしょうし。
あるなら、ジャッジになるのでしょうか。

ジャッジにならないように、どっちでもいいよ・・・的な講座になるのが理想かもですね。

その方が色々な方が集まって面白いかと。
選択肢があったら、面白い方を取りたい。

そんな講座とイベントを、ゼロから作り続けたいものですね。