足の親指の付け根が痛い中学生 : 考える整体師　大井町カイロプラクティック

考える整体師　大井町カイロプラクティック

品川区大井町の整体院「大井町カイロプラクティック」で院長を務めるカイロプラクターのブログです。武道も続けているのでその絡みの話も出てくるかもです。目指すは一流の治療家にして武道家・・・・かな？　　　　Ｓｉｎｃｅ　２００５・１０・１

１０年以上通っていただいている患者さんが、中学生の息子さんを診て欲しいと来院されました。

症状としては、右足の拇趾の付け根（ＭＰ関節）がかなり痛い。

サッカーを小学生の頃から、かなりやり込んでいる男の子です。
練習や試合が過酷なのも知ってます。

痛いから試合に出ないと、他に変わりはいる・・・との環境。
厳しい世界ですね。

怪我と、オーバーワークで負のスパイラルに入ってしまう方が多そうです。

定期的に施術出来れば、かなりの状態をキープは出来ると思いますが。
お金の問題や、私もスポーツやってる中学生も忙しいから予定が合わない問題もあります。

今回も、普通右足の拇趾の付け根を施術するのが中心の内容かと思いきや。
下半身全体の過緊張を何とかするのが前提の状態でした。

腰部から下肢にかけての強い緊張。
これは、痛みの補正と、サッカーによる打撲などの外力の影響かと。

これがあると、下肢の末端である足指が上に引っ張られることにより、大地との接続が悪くなります。
どっしり大地を踏みしめられないんですね。
重心も上がります。

その結果、スポーツやってる時や歩いたり、走ったりする時に、全体重が足指の付け根に集中します。
負荷を分散できないから、そりゃー壊れます。

更に、結果として、更に上半身の緊張でバランスを取ろうとするから・・・。

放っておくと、そのうち麻痺して痛みは消えるだろうけど。
そのダメージの蓄積は、数年後に選手生命に強く影響するかと。

やったのは、下半身の緊張を落として、整えて、下肢への血流を確保。
右足の拇趾の関節をニュートラルに調整して、血流が満ちるまで位置を揃え続けました。

痛みは消失。

「あんなに痛かったのに・・・」

と言ってましたよ（笑）
良かったねえ～。

子供とはいえ、スポーツや踊りをやっている子は、定期的に身体のストレスを抜いておかないといけないなと思います。

子供だから・・・、若いから大丈夫ではないんですね。
好きな事や、夢に向かって、思いっきり活動してもらいたいものです。

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