スクワット考察 : 考える整体師　大井町カイロプラクティック

考える整体師　大井町カイロプラクティック

品川区大井町の整体院「大井町カイロプラクティック」で院長を務めるカイロプラクターのブログです。武道も続けているのでその絡みの話も出てくるかもです。目指すは一流の治療家にして武道家・・・・かな？　　　　Ｓｉｎｃｅ　２００５・１０・１

ＦＢで、面白い記事を見つけました。
スクワットに関する記事ですね。

バーベルを担いだ状態でのスクワットにおいて、膝をつま先より前に出さないという現在の常識に切り込んでいます。

確かに、スクワットをやる時は、膝を前に出さないように色々な所で教わりました。

膝を壊さないようにという理由ですね。

しかし、リンク先では物理的な理由から、色々と説明されています。
私も、元々理系ですので納得。

勉強になります。

しかし、これはバーベル無しだとどうなるんだろう～？

また、違う理屈になったり、ややこしくなったりするかもしれませんね。

私は、整体施術においての体術を指導させていただいているので、色々と考えてしまいます。

例えば、合気道や太極拳では、動作の際に膝が前に出ないようにします。
これは、構えの時も。

太極拳で初段になった時に、師匠に教えていただいたのですが。

武道だと、こんな感じ。

太極拳では、弓歩（ゴンブー）と言われる状態。

動作の最初と最後に、下半身がこうなります。

後ろ足が踵を床に突き刺すように膝を伸ばす。

それにより前方への推進力が発生して前の足に伝わりますが。

その際に、前の方の足の踵に力を流します。

つま先ではないんですね。

これは、合気道でもそうです。

上から見て、膝の先につま先が見える状態にするよう学びました。

これは、股関節の使い方も修行が必要で、更に勁力の流れも考えると、物理で説明可能なんかいな・・・と思えてしまいますね。

人体のポテンシャルも考えると、物理や科学では説明できない事も多いかもしれません。

しかし、何事にもエビデンスを考え続けないといけません。

後世に残せなくなりますからね・・・。

手取り足取り、良い先生から学ぶ機会を得られるのは、ほんの一部の人だけ。

これからも、頭を使いながら修行しないとですね。