相性 : 考える整体師　大井町カイロプラクティック

受講生の方で、弓道か薙刀を始めたいという方がいました。

私は、大賛成です。

これは、手技療法を学ぶ上でも、人生においてもメリットがあります。

私は、弓道も薙刀もやった事ありません。
武器法は、居合と杖道だけですね。

しかし、基本的な考え方は同じなので、メリットが分かります。

私が考え付くメリットとしては、

武器を持つことにより、身体の修正になる
武器に気を通すなどして、自身の延長とし、身体感覚を養う
基本的な体術の向上

などですかね。

人生においては、仕事以外に夢中になれるものが無いといけません。
仕事だけの方って、ある意味深みが無くなるし、つまらない人になりがち。

専門家としての魅力はあるかもですが。

また、仕事以外の他の技能を持つ事による自信って重要かと。
それを失っても、私にはこれがあるとか。
居場所も、複数あると心が安定します。

そして、他分野から学ぶものって意外と多い事に気づくのも重要なのです。
これは、仕事以外の他分野を学んでいる途中で気が付きますね。

メリットとして３つ書きましたが。
説明すると～。

　武器を持つことにより、身体の修正になる

武器の形は、基本的には変わりません。

なので、普段使いなれている武器があるとして、上手く使えないのは自分のせいなのです。
身体が歪んでたり、力んでたり。

関節の座標がずれていて、身体に認識してない部位があるかもしれません。

私は、居合をやってますが、調子が悪いと居合刀に指摘されます（笑）

これは、抜刀の際に、刀身が鞘に当たってしまうのです。
体術が出来ていると、音もなく抜刀できますが。

身体が制御出来てないと、わずかな軌道のブレが生じてこうなるわけです。

更に、これもわずかな軌道のブレで起きるのですが。

斬る際に、音が出ない。
居合刀でも、模擬刀は溝が掘ってあります。

この溝があるから、音が出る。
しかし、斬る方向に刃が立ってないと音が出ません。

それゆえに、まっすぐ綺麗な軌道で居合刀が振れているか分かります。

身体に歪みや緊張があり、鍛練度が足りないとすぐに分かるんですね。
武器の形は変わらないので、すぐに自分が正しくないと武器に教えてもらうのです。

　武器に気を通すなどして、自身の延長とし、身体感覚を養う

武器を扱う際は、武器が自分の一部として扱います。

なので、そこには気を通すなどの言葉が使われる事が多くなります。

実際に、気が通っているかは分かりませんが、そういう感覚を身に付けるのは手技療法家として重要かと思っています。

人が人に触れて、干渉しようとする時。
何が起きているんでしょう？

物理的な力だけでしょうか。

それは、イメージの力や、体術による頸力、もしかしたら気の力があるかもしれません。

そういうものがあるなら、何かのメソッドを通して身に付けるのが一番です。

体得が難しいし、指導するにも言語化が難しいから。
なにより、修行時間が多く取られるから。

良い先生を探して、学ばれると良いです。

　基本的な体術の向上

弓道は、弓を引く際の身体の使い方が合理的です。

合理的でないと、引けません。
そして、正確に的を射る事は出来ないはず。

そこには、縦軸と横軸を理解して、それを体術に落とし込める鍛練が必要になるかと。

いつも使っている弓と矢で、何回弓で射ても正確無比に的に当てる事が出来れば・・・？

名人級になると失敗しないそうです。
そこまで高めた身体感覚と体術は、手技療法家の仕事に大きく影響する事でしょう。

どんな状態でも、相手がどんな方でも正確無比に施術が出来るかもしれません。

武道における基本的な身体の使い方、いわゆる体術は根本が同じ。

私は、居合と杖道しかやってませんが、弓道も薙刀も同じように考える事が可能なはずです。

要は、どんな武器法をやるにしても、本物の先生に学べるかどうかなんだと思われます。

後は、自分が学んで楽しいかどうかでしょうね。

　まとめ

現在、基礎整体講座に残っている受講生の皆さんは、勢いがあって良いですね。
仕事が出来てるのに、更に挑戦して成長しようとする気概がある方は魅力的かと思います。

当講座も、そんな方々が集えるような場に育てていきたいなあ～と、講師の私は思います。

その為には、私も皆さんに認められるよう、頑張らないとです。

遠慮なく追い抜いてくださいね！

追いつけないでしょうが（笑）

って、追いつかれるフラグを立てるリスク大好きな私であった　