基礎整体講座レポ　20190521 : 考える整体師　大井町カイロプラクティック

考える整体師　大井町カイロプラクティック

品川区大井町の整体院「大井町カイロプラクティック」で院長を務めるカイロプラクターのブログです。武道も続けているのでその絡みの話も出てくるかもです。目指すは一流の治療家にして武道家・・・・かな？　　　　Ｓｉｎｃｅ　２００５・１０・１

昨日は、基礎整体講座の開催日でした。

参加の先生方、お疲れ様でした。

今回は、前回の続きや、そもそもの地力を付ける内容を盛り込んでみましたよ。
もちろん、地味で習得が大変ですよ（笑）

最初は、色々とお話しさせていただき・・・。

後は、

基本の大按法「尖」の理論と実技
関節面のマイクロモビリぜーション
背中の実技

となりました。

「尖」に関しては、シンプルゆえの難しさがあります。

当たり前の事をすればいいのですが、その当たり前の事が出来ないという。

そして、突き詰めれば突き詰めるほど、要求動作が多く、習得や熟練度を上げるのが大変です。

一応、皆さんにはそれなりの所までお見せしましたが、その辺がひとまずのゴールかな～位に考えていただければ。

そして、関節面を精密にモビリぜーションするテクニック。

これは、相手によっては難易度が高くなり、違う種類の難しさとなります。
幸い受講生の皆さんのタイプが違ったりして、それぞれの難しさの種類を分かり易く説明出来たかと思います。

もちろん、これは訓練も兼ねているものです。
臨床では、上手く戦術に練り込む感じでいきましょう。

患者さんの状態によっては、かなりの武器になるはずです。

今回は、肩関節と膝関節で練習していただきました。
もちろん、これを使える関節が多ければ多いほど良いです。

出来るようになったら、頸椎や距骨も練習しましょう。

そして、汎用的であり、どんな職場でも使えそうな背中の実技です。

これも、沢山覚えなければいけない事がありますが、それは他のテクニックにも応用可能なものばかりです。

ひとつひとつ丁寧に習得していけば、普通の整体院なら十分通用しますし、他のテクニックを覚える時も楽になります。

良く考えると、身体の使い方や体術をどうにかすればいいんだから、基礎と基本を頑張って習得すればOKなのです。